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スポーツスターと排気騒音

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ハーレーダビッドソンの魅力のひとつに「三拍子」と例えられる独特の「排気音」があります。
しかし心地よい重低音の鼓動も音量が行き過ぎるとルール違反、そして騒音規制値については年々厳しくなる傾向にあります。

99dBと94dBの境界

アフターマーケット・パーツのマフラーを選ぶ際に気になるのが音量。
この音量規制値には99dB(デシ・ベル)のものと94dBのものがある事はよく知られていますが、その境界線は何処でしょうか?
250cc超の小型二輪車について表にまとめると以下のようになります。

近接騒音

スポーツスターはアメリカからの輸入車なので境界線は2003年の9月で、8月末までに通関した車輌は99dBまで合法と言う事になります。
また上限99dBが最初に適応されたのは1986年からですので、大雑把に言うとスポーツスターの場合はショベル(アイアン)までは規制無し、旧エボリューション(リジスポ)が99dBまで、現行のラバーマウント(04年モデル~)から94dBと言う事になります(偶然ですけど、スポーツスターのフルモデルチェンジの年に合致して居ます)。
ただし輸入車は製造年ではなく通関したタイミングで決まりますので要注意。
確認方法としては、車検証の下の方に「平成13年度規制が適用」されている旨が記載されている場合は94dB上限となります。

■近接騒音の測定
無負荷の運転状態(停車状態の空ぶかし)にて計測。
最高出力の発生回転数が5,000rpm以下の車輌は75パーセント、5,000rpm超の車輌の場合は50パーセントの回転数で、排気口の後方45度、距離50cmの位置で、スロットルを急激に戻した時のマフラー騒音値を測定します。

※排気音量とは別に、排気の方向も後方30度以内と定められており、スーパートラップやターンナウト・マフラーなど側方に排気されるマフラーは音量の大小に関係なく車検の条件を満たさない場合があります。
※車検については音量のみならず排出ガス濃度の規制(平成11年二輪車排出ガス規制)もありますのでご注意ください。 輸入車は平成12年(2000年)9月通関分からですので、スポーツスターで言うと2001年モデルからとなります。
排出ガスの規制(数値)は平成18年より更に強化されています。

加速騒音規制

マフラーの騒音について更なる規制強化が話題となりましたが、平成20年1月1日~/輸入車は平成21年(2009年)12月からの新規登録車輌については近接騒音のほか加速騒音と定常走行騒音も規制される事になりました。

加速騒音 73dB、定常走行騒音 72dB、近接騒音は変わらず94dB

定常走行騒音や加速騒音を路上で取り締まったり、各地の検査場(車検)で計測するのは現実的に無理と思われますが、移動手段と言うよりも趣味性の高いオートバイ、ましてやVツインの鼓動を愉しみたい向きには寒い時代となりました。

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[2009/10/05]

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